Webライターを始めてみたいあなたは悩んでいませんか?
- Webライターの仕事を始めたいけど何からやっていいかわからない
- 応募はしているけどライター採用されず、収入を手に出来ない
- 文字おこししか受からないけどライタ―って言えるの?
など。
Webライターになる方法は複数あり、採用されるには最低限持っておかなくてはならないものがあります。
この記事を読めばWebライターになるためにどんな行動を起こせばいいか理解でき、まずは一つのアクションが起こせるでしょう。
- Webライター歴7年。医療記事を年間100記事以上納品。
- Twitterフォロワー2000人はwebライターが半数以上
- 医療系Amazon Kindle著書3冊。
未経験からライターになれる力をつけるなら
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Webライタ―とはどんな仕事?

WebライターはWeb上の文章を書く仕事
WebライターはWeb上のすべての文章を書く人です。
あなたも読んだことありませんか。
- 通販サイトの商品説明ページ
- 商品を紹介する広告のページ
- 企業の健康コラムのページ
- 商品のランキング〇選の記事
- 求人サイトで募集条件を掲載している記事
これらすべて、Webライターが書いています。企業内のWebライターの場合もありますが、外部のライターを雇っている場合もあるのです。
試しに「Webライタ―始め方」と検索窓に打ったところ、1500万以上ヒットしました。ヒットした記事を書いている誰かがいるってことです。文章の需要は数えきれないくらいあり、今後もなくなることはありません。webライターの未来は明るいのです。
Webライタ―の収入はどれくらい?
Webライターの収入には個人差があります。副業では5万円以下、本業でも28万ほど。
雇用形態とスキル・取り扱う案件によって一定ではないからです。
- Web製作会社に社員として就職するライターであれば、年収400~450万
- フリーランスとしてライターになる場合5割以上が400万円以下の年収。一番多いのは200万円以下
とくにフリーランスの場合、文字単価×記事数が受け取れる報酬ですので、専門性が高く質の高い記事が書ければ単価は上がりますし、言われたキーワードで書くだけでしたら報酬は低くなるでしょう。
たまに「Webライターの年収が1000万円を超えました!」って方がいますが、1000万円を超えるのは全体の5%以下のようです。
Webライターのメリット・デメリット
実際にライターになってわかったメリットとデメリットをお伝えします。
メリット
- 受注する仕事内容や量を自分で決められる
- スケジュールを自分で決められる
- 副業でも始められる
- 自宅で働ける
Webライターが応募するライティング案件は自分で選べます。得意分野に応募していって実績を作れるのは大きなメリット。仕事のボリュームを自分で決められるため、スケージュールも自分で決められます。
さらに、業務委託で働く場合、出社の必要がないため、自宅やコワーキングスペースなど好きな場所で働けます。

私は子どもが学校で体調不良で早退になったとき、家にいたのですぐに迎えに行けました。
在宅で働くWebライターでよかったなあと思った瞬間です。
デメリット
- 仕事量や収入が不安定
- 人間関係が希薄になる
- 運動不足になる
- モチベーションの維持がしにくい
仕事量が調節できるのはいいところですが、もっと仕事が欲しい!と思ったときに手元に案件がないことも。収入は不安定になりますね。
また、在宅で一人で働くため、決まったクライアントさん以外人とかかわることが少なくなります。

あ、今日誰ともしゃべってない! と思うことも。
黙々と作業するため孤独も感じやすく、モチベーションを維持するには精神力が必要ですね。
Webライターのはじめかた未経験でもできる3つの方法
- クラウドソーシングサイトから応募する
- メディアに直接直接応募する
- 企業にWebライターとして就職する
詳しく解説しますね。
方法➀クラウドソーシングサイトから応募する
一番多いのがクラウドソーシングに応募して副業ライターとして、スタートする方法です。

Twitterでライターをしているフォロワーさんに訊いたところ、
クラウドソーシングは現役ライターの中で最も多い始め方だという結果が出ました。
Webライター系の書籍はどれを読んでも「クラウドソーシングに応募してスタート」と書いてありますが、アンケートでも実際にライターは同じ道をたどっていることが実証されました。副業で始めやすいから選ばれているのかもしれませんね。
仕事の案件の多さ、サイトの安さを考えると以下のサイトがオススメです。
日本最大級の案件数
利用者満足度N0.1
方法②直接応募する
Webメディアを運営する会社に「ライター募集」のページがあり、そこに応募する方法、募集していなくても問い合わせページから応募する方法があります。
ライターの恩師にWebメディアの編集長をしていた方がいたのですが、「まったくの未経験者がライター応募してくる割合は高い」と話していました。

実際に初心者も採用はしていたとのことですので、メディア直営業は初心者でもできるのです。
方法③企業にWebライターとして就職する
求人サイトにWebライター募集の案件がありますので、ライターとして就職する方法があります。未経験者OKと書いてあるので応募しやすく、就職すれば確実にライターになれるのです。
ただし、企業によっては出社が必須であったり、30代活躍中と記載してあったりします。出社形式や求めている年代は確認が必要ですね。

Twitterアンケートでコンメトを頂いたのですが、私のライター仲間にも就職してライターになった方がいます。
フリーランス向けお仕事情報満載
Webライターの始め方王道のステップ
Webライターの始め方3通りのうち、最も多いクラウドソーシングサイトを使っての応募の道のりをお伝えします。
はじめ方のステップ
まずそろえるのは
- パソコン
- ネット環境
既にあるのなら家にあるパソコンを使えばOK。
パソコンの選び方は以下の記事に紹介しています。
Webライターにオススメのパソコン|選び方を歴7年が徹底解説
クラウドソーシングサイトの自己PR欄は空欄がない様に埋めましょう。クライアントさんは自己PRをみてスカウトしてくれる場合もあります。
自分の得意分野、どんな記事が書けるのかもしっかり記載します。
登録者数が多いのは以下のサイト。
未経験で採用率が高いのはアンケートやタスク案件です。単価はやすいのですが、始めは評価を貯める意味でどんどんトライします。
評価が2~3個たまると、テストライティングのお誘いが来るようになります。どんどんテストを受けましょう。
注意事項は無料のテストライティングはうけないこと。500円でもテスト報酬を支払うクライアントさんのテストを受けます。
テストに合格すると、正式な記事執筆の依頼が来ます。契約に合意し、仮払いされたのをかくにんしたら執筆し、納品しましょう。
記事に修正が必要であれば、クライアントさんから修正依頼の連絡が来ます。直してほしい個所のコメントに沿って修正し、再納品します。
Webライターに必要なスキル
文章のルールの知識
Webライターになるのに文才は不要で、文章のルールを知っていればOK。ルールは100以上あります.
- 一文は短く
- 一記事の漢字使用率は2割
- 指示語はなるべく使わない
- 一記事中の表記は統一する
- ため・ことなど開く漢字は決まっている
などです。

私は校正の仕事で初心者ライターさんの文章を見ていますが「テストに受からない」と訴える初心者ライターの9割以上はルールを知らないのが理由。
自分がライターを採用する側だったらどうですか。応募文に同じ文末が続いていたり、論理が破綻していたらまず採用しませんよね。
文章のルールは最低限頭に入れて記事執筆しましょう。
↓文章ルールが学べる本の紹介は以下の記事に記載しています。
↓ライティングスクールは以下の記事で紹介しています。
SEOの知識
Webライターになるには、Web上の文章の特徴を知る必要があります。webの文章で必要なのがSEO。
SEOは検索エンジン最適化のこと。検索エンジンの世界シェアナンバーワンがGoogleですから、Googleが求めている文章も考慮して執筆する必要があります。

キーワードや読者の満足度などを考えることですね。
ルールを覚えてある程度システマチックに書く必要があります。
コピーライティングの技術
厚生労働省職業紹介サイトによると、コピーライターとは
商品やサービスの特徴を要領よく適切に文章化し、広告や宣伝などに使用されるコピー(文案)を考える。
仕事だと説明されています。
人がものを購入するときには理性で考えるが、感情で買うもの。商品のベネフィットを読者に伝えて心を動かし、行動を起こさせるのがコピーライティングの技術なのです。

Webライターがコピーライティングの技術を身に付けると、
運営するサイトで物が売れやすくなるため、クライアントから継続で採用されやすくなります。
ビジネスマナー
Webライターはクライアントとは業務提携を結ぶのですが、双方ビジネスですから最低限のビジネスマナーは必要です。
- メールの定型文
- 書類送付時に添付する文言
など。

私は看護師からライターになり、会社員の経験がなかったため、メールの書き方がよくわからずに戸惑いました……
そういえばもらうメールっていつも似たような文面だな…ってことが気かけで気が付いたのです。
Webライターに向いている人

文章を書くのが好き
文章好きとは「依頼された内容を指示に従って書くことも好き」である必要があります。
webライター仲間を見ていても思うのですが、ライターはもともと文章を書くのが好きで、小説家志望やブログを書いているひとが多いのです。
しかし
Webライターの仕事は「自分が」好きな文章を書く仕事ではありません。
好きではない内容であってもきっちりリサーチして読者に刺さる内容にしたり、企業の求めに応じてPRの文章を書いたりするのが仕事内容。
求められた文章をオーダー通りに書くからクライアントから報酬をいただけるのであって、いちライターの主張など求められないことが多いのです。
どんな文章でもリサーチしてオーダー通りに書くことにも達成感を覚えないとライターとしては続かないでしょう。
読書家・活字が好き

活字好きである必要がるのは、毎日リサーチで記事を読み、校正で自分の記事も読むからです。
WebライターはリサーチでWeb上の記事を大量にみます。長いと素材リサーチ・ライバルリサーチなどで20記事以上読むことも。

一日に10万字くらい読むこともありますよ。
リサーチでも記事チェックでも活字を読まないと何も始まらないため、活字好きである必要があるのです。
一方、文章力アップに読書は欠かせません。常に読書は続けないと、と考えます。
読書量と文章力は比例するといいます。ライターには自己研鑽が必要ですし、文献リサーチで参考文献を読む必要も出てくるでしょう。
読書好きな方の方がライターに向いているのです。
修正依頼があったときに人の意見が素直に聴ける
Webライターはクライアントワークです。クライアントが求める文章を書けていない場合は収支絵が入ることもあります。素直に聴けることが大事。
たとえば、文章ルールでは同じ文末が3回以上続かないという決まりがあります。が、医療系記事では3連続同じ文末でいいから体言止めはやめてください。といわれることもしばしば。
メディアによっては本来決められた文章ルールと異なる場合もあるのです。クライアントが修整を依頼したとき、素直に直してくれないライタ―にはもう二度と仕事を頼もうと思わないでしょう。
締め切り厳守などの常識がある

さん
締め切りを守るなんて小学生の宿題じゃないんだから。当たり前でしょ
それが結構な割合でいるそうです。納期通りに納品しなかったり、突然連絡がつかなくなるライターが。
ディレクターをしている知人から聞いた話ですが、直前になって「やっぱり期日までに書けません」といって連絡が取れなくなるライターを「飛ぶ」というらしいですね。
ライターを信頼してスケジュールを組んでいるのに、決まった記事が納品されないと、事業自体が傾く恐れもあります。契約して納品日を決めたら期日までに納品する約束は守れる必要があります。
コミュニケーション能力がある

web上で契約してやり取りも契約するんだから
コミュニケーション関係ないでしょ?
そんなことありません。
最近では採用時にライターのZoom面談のある企業が増えています。人となりを知っておきたいのでしょう。経験上、面談があるクライアントほど単価が高い傾向にあります。
また、Webライタ―からディレクターに昇格した場合、自分がライターの採用にかかわる可能性だってあります。

となると、コミュニケーション能力、必要ですよね。
さらに、webの文章だって読んでいるのは人です。コメントを貰ったり答えたり、誰かを想像して書くこともあるでしょう。誰かを思いやって文章を書く力もあった方がいいのです。
Webライターをはじめたいけど0⇢1が達成できないなら?
Webライターを始めたいのにライターとして採用されない、初報酬が得られない原因は二つ考えられます。
- 行動量が足りない
- 圧倒的に文章力が不足している
行動量が足りない分は、アクションを起こせばいいだけ。週に1社しか応募していないなら「週に3社は応募する」など目標を決めて動く。
圧倒的に文章力が不足している場合、自分ではどこが悪いのか気が付きにくいもの。自分の脳で考えて書いているのですから、自分の文章は良いと思うのは当然です。第三者に見てもらわないと改善点には気づけない。
プロに文章を見てもらうのが一番ですね。
この記事ではwebライターになる方法を3つのルートから説明します。7年目Webライターの私が仕事を始めたときの経験談・現役ライターのアンケート結果付き。