「看護師ライターって最近よく聞くけど、実際どんな仕事なの?」
そう思って調べ始めた方も多いのではないでしょうか。
看護師の知識や経験は、Webライターとして働くうえで大きな武器になります。
この記事では、仕事内容・メリット・収入の目安まで、看護師ライター歴10年の私が実体験をもとに解説します。
※この記事には広告が含まれます。
看護師ライターとは?

「看護師ライター」という言葉、まだあまり聞き慣れない方も多いかもしれません。どんな仕事なのか、順番に解説していきます。
看護師ライターの仕事内容
看護師ライターとは、看護師資格や臨床経験を活かして医療や看護に関する記事を書くライターです。

医療分野の記事は専門性が高いので、誤った情報を発信すると読者に大きな影響を与えてしまう恐れがあるんです。
そのため、医療知識を持つ看護師がWeb上の記事などを執筆したり監修したりするケースが増えています。
看護師ライターは、医療情報を正確に伝えるだけでなく、専門的な内容を一般の読者にもわかりやすく説明する役割があるのです。
医療メディアや看護系サイト、企業の健康情報サイトなどで活躍しています。
医療ライターとの違い


医療ライターとは、医療・健康に関する記事を書くライターの総称です。



もとMEさんや元医療機器営業の方が医療ライターになっているのも見かけます
看護師ライターも医療ライターの一種ですが、看護師資格と臨床経験を持つという点が明確な違いです。



現場で培った専門知識と実体験があるぶん、医療メディアからの信頼度が高いですね
医療ライター・看護師ライターどちらも一定の需要があります。
看護師ライターの需要が高まっている理由
医療情報の信頼性が問われるようになったきっかけのひとつが、2016年のWELQ問題です。



肩こりは霊ついていても起こる、とか根拠のない記事があふれてしまいました。今は見かけませんが…
それ以降、GoogleはE-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)を重視するようになり、特に医療・健康分野では誰が書いたかが検索順位に大きく影響します。
医療知識を持つ看護師が執筆・監修した記事は信頼性が高いと判断されるため、看護師ライターの需要は年々高まっています。
看護師ライターは看護師が家でできる副業として始める方が多いんです。看護師の在宅副業の記事はコチラ
看護師ライターの仕事内容


一口に看護師ライターといっても、仕事の種類はさまざまです。具体的にどんな業務があるのか見ていきましょう。
医療・看護に関する記事を執筆する
看護師ライターの仕事の中心が、医療・看護に関する記事の執筆。
健康メディアや病院のオウンドメディア、看護師向けサイトなど、執筆の場は幅広いんです。
なぜなら、ネット上で医療情報を調べる人が増えており、信頼性の高い記事を必要としているメディアが多いから。
看護師としての臨床経験が長いほど、書ける記事の幅も広がります。
医療記事の監修・チェックを行う
看護師ライターの仕事は、記事を書くだけではありません。他のライターが書いた医療記事を監修・チェックする仕事もあります。
医療記事は内容の正確さが求められるため、専門知識を持つ看護師によるチェックは欠かせません。
誤った情報がそのまま公開されると、読者の健康に悪影響を与える可能性があるからです。



実際に私も、他の看護師ライターが書いた記事のチェックを継続的に行っています。
記事のダブルチェックみたいなものですね。
記事を書く力がつくと、監修という形でも活躍の場が広がります。
医療記事のリライトを行う
リライトとは、既存の記事を最新情報や正確な内容に書き直す仕事です。
医療情報は日々アップデートされるため、古くなった記事を定期的に見直す必要があります。



記事執筆の実績を積むことで、リライト案件の依頼につながりやすくなります。
継続案件の依頼をくれるクライアントさん委出会えれば、安定した収入につながります。
医療コンテンツの構成を作成する
記事を書く前に、見出しの流れや各セクションで伝える内容を設計する「構成作成」も、看護師ライターの仕事のひとつ。
医療知識があるからこそ、根拠のある構成が作れます。



経験を積むと、執筆だけでなく構成作成を任されるケースも増えてきますよ
看護師ライターなり方の記事はコチラ
看護師ライターが活躍できる場所


看護師ライターが書ける場所は、実はさまざまあります。代表的な媒体を見ていきましょう。
医療情報メディア
企業が発信する医療情報のメディアは看護師ライターの活躍の場として代表的です。
- 保険会社の医療コラム
- 介護施設を運営する会社
- 弁護士や司法書士を紹介する会社
こうした媒体では、医療とは直接関係がなさそうでも情報発信により集客をしているのです。



私も交通事故の情報サイトや介護施設を運営する会社のサイトで記事を書いていたことがあります。
医療情報の正確さが特に重視されるため、看護師資格を持つライターは信頼できる書き手として重宝されます。
看護師向けメディア
読者ターゲットが看護師のサイトで書くのも看護師が多いです。看護師はそれ以外の人が書いた文章をすぐ見破りますからね。
- 看護師の転職情報
- 病態生理
- 看護技術



わたしも継続で8年ほど依頼をいただいてるのが看護師向けのサイトです。



ナース向けのサイトで、看護師以外が書く言葉は響かないんですよね。
「看護師あるある」や職場の人間関係など、当事者だからこそ書けるテーマも多いので、看護師ライターの強みが存分に活きます。
病院やクリニックのオウンドメディア
病院やクリニックが自院の患者向けに運営するオウンドメディアも、看護師ライターが活躍できる場所です。
正確な医療知識をわかりやすく届けるコンテンツを中心に書きます。
- 病態生理の説明
- 受診の仕方
- 医師の紹介



私もクリニックの記事を書いたことがあります。オンラインクリニックの立ち上げ時に必要な受診の仕方や病態説明などのコンテンツ一式、不妊治療クリニックのコラムなどです。
医療機関の信頼性に直結する内容だからこそ、看護師資格を持つライターは重宝されます。
健康情報サイト
食事・運動・メンタルヘルスなど、幅広い健康情報を発信するサイトも看護師ライターの活躍の場です。



専門用語をなるべく使わずに読者に合わせて説明する…臨床での患者さん対応と似ていますよね。
医療の現場を知っているからこそ、読者の不安に寄り添った記事が書けるのも看護師ライターならではです。
看護師ライターのメリット


看護師がライターを始めることには、どんなメリットがあるのでしょうか。看護師ならではの視点で見ていきましょう。
看護師の知識や経験を活かせる
看護師として培った知識や現場経験は、医療ライティングでそのまま活かせます。
一般のライターなら一から調べなければならない内容でも、看護師なら現場で身につけた感覚をもとに自信を持って書けるのが強みです。
資格や経験がライターとしての個性や信頼性に直結するのは、看護師ライターならではといえますね。
在宅で働ける
看護師ライターの仕事はパソコンひとつで完結するため、自宅で働けるのが魅力。
病院勤務とは異なる、自分のリズムで働けるスタイルが新鮮に感じる方も多いようです。
副業として始めやすい
看護師ライターは、本業の看護師を続けながら空き時間を使って始められるのが魅力です。
クラウドソーシングサービスに登録して案件に応募するところからスタートできるため、副業初心者でも取り組みやすい仕事。いきなり専業を目指さなくても、まず副業から試してみるという入り方ができます。
↓看護師の在宅副業の記事はコチラ
看護師ライターのデメリット


メリットがある一方で、看護師ライターならではの悩みも存在します。始める前に知っておきたいポイントを正直にお伝えします。
周囲に言いにくい
看護師ライターやってます、とは周囲に言いにくいです。
常勤の場合、そもそも病院で副業が禁止されているケースも多く、
パートであっても副業しているとは言いにくい雰囲気があります。



副業している暇あったら常勤になれって言われるでしょうね。
仮にルール上問題なくても、同僚や患者さんに知られることへの不安から、副業していることをなかなか打ち明けられないという方がほとんどです。
家族に理解されにくい
看護師ライターを始めると、家族から「看護師の仕事をすればいいじゃない」と言われることがあります。



まあ、家族の気持ちもわかるんだけどね…
在宅でパソコンに向かっている姿が「遊んでいる」と映ることもあり、理解を得るまでに時間がかかると感じます。
看護師の収入と比べてしまう
Webライター初心者のうちは、1本の記事を書くのにかなりの時間がかかります。



私も2000文字書くのに3日以上かかった…
Webライターは経験を積むほど執筆スピードが上がり単価も上がるので、最初の時期をどう乗り越えるかが大事なポイントです。
看護師ライターの収入


気になるのはやはり収入面ではないでしょうか。初心者から専業まで、段階ごとの目安を見ていきましょう。
初心者看護師ライターの単価
ライターを始めたばかりの頃は、1文字あたり0.2円〜0.5円程度の案件からスタートするケースが多いです。
単価1円に達するまでには実績を積む時間が必要なので、最初のうちは実績づくりを優先する時期と思って進んでいきましょう。
副業Webライターの収入
副業として安定してきた頃には、月3万円〜5万円ほどを稼ぐ看護師ライターも多いです。
医療系の記事は専門性が高い分、一般ジャンルと比べて単価は上がりやすい傾向があります。
本業の看護師を続けながら月3万〜5万円のプラス収入を得られるのが、副業ライターの現実的なゴールイメージです。
専業Webライターの収入
専業の看護師ライターとして軌道に乗ると、月20万〜40万円ほどの収入を得ている人もいます。
ライターとしての実績を積みながら、ディレクターへのステップアップやコピーライティングのスキルを身につけていくことで、収入の幅が広がっていきます。
看護師ライターの収入についてはコチラの記事で紹介しています


看護師ライターにむいてる人


文章を書くことが好きな人
日頃から文章を書くことに抵抗がない人は、看護師ライターに向いています。
「うまく書けるか不安」という方も、書き続けることで自然と上達していきます。
医療知識を活かして働きたい人
せっかく身につけた医療知識を、看護師以外の形でも役立てたいと思っている人には向いています。
自宅でコツコツ作業できる人
看護師はもともと体を動かすことが多い職業なので、デスクワークが苦手という方も少なくありません。



以前一緒に働いていた先輩世代のナースは「仕事でじっとしていることはできないから、デスクワークは無理だわ」と言っている方が複数いました
ライターの仕事は基本的に自宅でパソコンに向かう時間がほとんどです。じっと座って作業することが苦にならない人の方が、長く続けやすいでしょう。
リサーチが好きな人
医療系の記事を書くには、文献や最新のガイドラインを調べる作業が伴います。「調べること自体が楽しい」と感じられる人は、ライターの仕事に向いています。



私はリサーチ大好きです!放っておけば何時間もリサーチしてしまいます。
知識を深めながら記事を書けるのがライターの醍醐味でもあり、リサーチ好きな人ほど記事のクオリティも上がりやすいです。
看護師ライターになる方法


看護師ライターになるには、まず看護師としての経験や得意分野を整理し、医療ライティングやSEOライティングの基本を学ぶことが大切です。そのうえでポートフォリオ記事を作成し、クラウドソーシングやライター募集に応募して実績を積んでいきます。
未経験から始める具体的な手順については、以下の記事で詳しく解説しています。
看護師ライターになる方法はこちら
まとめ
看護師ライターは、看護師としての知識や経験をそのまま活かせる働き方です。副業として始めやすく、在宅で自分のペースで進められるのが魅力です。最初は単価が低くても、実績を積み重ねることで収入の幅は広がっていきます。「少し興味があるかも」と思ったら、まずポートフォリオ作りから動いてみてください。
看護師ライターにどうやってなるのかはコチラで解説しています












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