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Webライターはきつい・つらい|悩み5選とライター歴7年が考える対策 

パソコン作業をする女性

最近webライターの仕事を始めたあなたは、

  • webライターを始めたけどちっとも文字単価が上がらず、納期に追われてきつい……
  • 一人で作業していて孤独すぎてつらい
  • 月に10万文字も書かないと生活できないけど、納期に追われる今のつらい生活が続くの?

などと悩んでいませんか?

webライターの悩みは、収入・方向性などに迷っても相談する人がいなくて孤独なところにつきます。しかし、ライターのつらい悩みには対処する方法があるのです。

この記事では、Webライターが抱える悩みはどのようなものか、また悩み解決方法をライター歴6年の私が経験を踏まえて分かりやすく伝えます。

この記事を読めば「つらいなあ」と思っている初心者webライターのあなたの心もきっと軽くなりますよ。

この記事を書いた人

看護師ライター歴7年。医療・看護系記事を年間100記事以上納品。

常時2~3社のクライアントさんからの受注あり。




当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

悩み1:webライターは儲からない

文字単価が安い

初心者ライターに一番多い悩みが【文字単価が安いこと】。

文字単価0.1円~0.5円以下など安い場合、記事数をたくさん書かないと報酬が増えず、つらいのです。

たとえばクラウドソーシングサイトのwebライター募集案件ではほとんどが文字単価での募集。1文字0.1円であれば100文字書いて10円。一記事程度の3000文字を書いてやっと300円です。

クラウドワークスをのぞいてみた所、2022年11月現在でも0.1円案件でも5人以上の募集があるようでした…

文字単価の考え方は、クライアント側からすれば予算がはっきりするうえに報酬が低く抑えられるため、とてもいい考え方。しかし、webライターにとっては書いても書いても報酬が増えないきつい仕組みです。

初心者ライター

無理して何万文字も書けば、月収は上がるけど、納期に追われるきつい生活ではいつか体を壊しそう……。

私も、ライター初心者の時は単発で文字単価0.2円案件を受注していましたし、やっとのことで手にした継続案件は文字単価0.5円でした。

webライター仲間には、0.1円案件を継続で受けている人もいます

低い文字単価は計算するとつらくなってくるのですよね。

副業ライターから脱出できない

Webライターを副業として初めても、いつかは副業ではなく本業にしたいと思う方も多いのです。

しかし、報酬が上がらないためいつまでたっても副業ライターを卒業できない……というのはよく聞く悩み。

Webライターを始める方は、副業から始める方がほとんど。本業で生活をしつつ、会社に拘束されていない空き時間を使ってライティングの仕事を始めます。

いきなり会社を辞めてよし、ライターになろう!という人はライター仲間を見渡しても聞いたことがありません。

しかし、1年たち、2年たってもライターは副業のまま。なぜかというと、生活できるだけの月収をwebライターで維持できないから。

家賃・携帯代・光熱費……など生活しているだけの収入を考えると、最低でも20万は欲しいし、それを維持できるようになりたい。なかなかwebライターで生きていけるだけの収入ができず、会社を辞めたいけどやめられなくなるのです。

副業ライターから卒業できない」が、webライターの深い悩みなのです。

悩み2:ライティング案件が続かない

パソコンを前に考える女性

クライアントからの依頼が単発で終わってしまう

継続を期待して応募した案件が単発で終わるのがライターのつらい悩み。

クラウドソーシングサイトで案件に応募。テストライティングに合格して1本納品。「仕上がりが良かったら継続で依頼します」といわれたのに、1記事納品後、音沙汰がない……んなんてことはあるのです。

できれば決まったクライアントから毎月毎月依頼があれば安定収入になる。にもかかわらず、初心者ライターが継続案件を獲得するのは至難の業。どうにかして継続の仕事が欲しいのに得られないのが初心者ライターの悩みです。

ただ、継続案件を獲得するには一定のスキルは必要ですが、クライアントとの相性もあります。継続案件を得られなくても、たまたま相性のいいクライアントに合えていないだけかもしれません。自分を否定することはありませんよ。

登録して自分にあう案件を探そう

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応募しても提案が通らない

Webライター初心者の頃は、クラウドソーシングサイトで案件になん十件応募しても提案が通らないことはあります。案件応募への落選は、すべてのwebライターが通る道。初めから100%採用される人など、まずいません。私も応募しては落ちていました。

何十人ものライターが応募して、確かに提案がとおっている人はいる。にもかかわらず、自分は応募しても提案が通らない。自分が否定されたようで悲しくなりますよね。

案件委応募しても落ちる原因は3つあります。

  • 案件とWebライターの相性があっていない

  • クライアントは実績がある人しか採用する気がない

  • そもそも提案文の文章が微妙

案件との相性はどうにもなりませんから、仕方がないので諦めます。

しかし実績と提案文の文章力については努力次第で変えられる。受からないからといって応募をやめた場合、実績はたまりませんし文章スキルも上がりません。

受からないからやめるか、努力して続けるかでwebライターの将来は変わってきます。

希望する案件にめぐり合えない

Webライター自身、興味関心が深い仕事をしたいもの。しかし、自分が興味があり、報酬もいい案件はそうそう巡り合えないのがつらいところです。皆が興味が深く、書けそうな話題で単価がよい案件は競争率も高いものです。

初心者Webライターは仕事を選ばずとにかく応募しろ、といわれます。選ぶほど実力がないため、数を打たなければ仕事にありつけないのです。しかし、

webライター自身もまったく興味がない分野は時間をかけてリサーチするのも、構成を考えてひたすらライティングしていくのも本当につらいのです。

私も継続案件が終わってしまったタイミングで、ガジェット系のサイトに応募したことがあります。ノルマはないのですが、もともと機械に弱く電化製品に興味がなかったため、リサーチ自体も本当につらいと思いました。

自分に鞭打ってリサーチをしているようで、1日が長く感じました。

不得意分野はリサーチに時間がかかるうえ、得意分野に比べて記事のクオリティもいまいちです。「好きな分野だったらもっといいものが書けるのに」と思うのですが、

いいタイミングで希望する条件に巡り合えず、まったく興味のない分野で書くしかない、というつらい事態もあり得ます。

悩み3:クライアントからひどい扱いを受ける

詐欺案件に引っ掛かる

パソコンの注意喚起画面

Webライターをしている人ならば誰でも一度は出会う、詐欺案件。詐欺案件に遭遇したことがないライターはいないのでは?と思うほど、よくいるのですよね。

クライアントではなく、詐欺を働く人がクラウドソーシングサイトに紛れていることで起こります。

私も以下のような詐欺らしき案件に遭遇しました。

テストライティングは無料で、合格したら本採用です。といわれ、テスト記事なのに何度も修正依頼。結局ライターとしては不合格といわれたが、納品した記事はどこかで使われているかもしれないと思う。
クラウドソーシングサイトで応募をした直後、何の契約も交わしていないのにラインに登録するように言われた。
契約前に指定のサイトに会員登録するように言われ、仮払い前にサイト内でテスト記事を書いてくださいと言われる。
スカウトメールにエクセルが添付。契約も仮払いもなく、テストなので表題に従って記事を書いてみてくださいといわれる。
Twitterで募集していた案件に応募。標的攻撃メールについて構成をつくって納品してください。と具体的なテーマで構成を考えて納品したが、1か月連絡なく、支払いなし。

まだまだあります。契約前のライン登録や記事作成の指示はもちろんスルーしますが……

案件を獲得できないと、焦って詐欺案件にも連絡してしまいそうだなって思いました。

執拗な修正依頼

webライター仲間からもよく聴くのが納品後の修正依頼が多いことです。しかも修正指示が分かりにくく、修正の原因も文章としてクオリティが低いからではないケースもあります。

たとえば

  • 1回目の納品では何の指摘もなかったのに2回目で初めて指摘
  • クライアントさんの頭で考えたように書いてほしいというお願い
  • 医療案件でクライアントさんが医学的知識をもたないために質問コメントが来る
  • 複数の校正者でクライアントの意見が割れている

もちろん修正が必要なことはわかります。しかし、修正が多すぎると修正依頼の回数が増える程webライターの単価は下がっていくのですよね。

修正などなく、1発で満足してもらえるような記事を書きたいのはやまやま。しかし、「何故1回目の校正で言わなかったのか?」とか「もはやクライアントさんの分身になってほしい」という要望には応えられないと思ってしまいますよね……

指示の伝え方に問題があって修正回数が増える場合もあります。意思疎通が難しいということで自分側から継続を見送ってもよいかもしれません。

悩み4:Webライターは孤独

ひざを抱える人形

一人での作業なので誰とも話さない日もある

Webライターは一人で作業します。自宅の部屋でできますので人と接することも少なく。孤独です。

あ、今日は宅配便の人としか話していない!

と思う時もあります。家族はいますが、日中は仕事に行っていますからね。webライターが自分の仕事をこなすときは一人でパソコンに向かい、無言で作業をこなします。

リサーチで迷ったときも相談できる人はおらず、自力で調べて解決しなくてはなりません。黙々とパソコンでリサーチしたり、文献を使って記事チェックをしたり、記者ハンドブックを使って文言を調べたり。自分のペースで仕事をできるのがライターの良さですが、一人で作業をしていると本当に孤独なのがつらいなあと思うことがあります。

自分の方向性があっているか判断できない

Webライターの仕事は孤独で、自分の仕事の方向性に迷うこともあります。業務委託のライターの場合、職場に出勤して話し合って記事を作り上げる作業もありません。それが良さでもありますが、迷うこともあります。

  • 新しい案件に応募するか。
  • 作成した記事では伝えたい内容の方向性はあっている?
  • 医療案件しか受けていないけどいまのままでいいのかな
  • そもそも自分の文章は読みやすいのか

迷うことがあっても誰かに相談する機会はありません。受注した案件も自分としては精いっぱい考えて書いている文章がもしかしたら的外れなのでは、と思うこともあります。

クライアントさんとからは「アクセスも伸びていてすごくいいですよ!」と言っていただけるか、無言かどちらかです……

いつまで今の状況が続くのかわからない

将来がみえない・仕事が安定していないのがWebライターの不安要素です

文字単価が安ければいつになったら文字単価が上がるんだろう、と思いますし、上がったら上がったでいつまで今の仕事が維持できるだろう、と不安になります。

病院でパート看護師をしていた時は、病院に行って働けば、給料日になると給料は入っていました。組織に所属してシフト通りに動けば自動で収入は得られる。

しかしwebライターは、

「もう記事数が集まったので契約終了です」「予算が終わったので契約は終わりです」と突然言われます。契約の終了は、前月に突然言われるのです。もしこれが、一人で生計を立てている人でしたら生活の基盤が揺らぎますよね。本当に安心できません。

私も突然御契約終了を言われたことは2回や3回ではありません。文字単価の高いクライアントさんほど、突然終わると慌てますね

もっと早くいってくれたら派遣看護師の仕事入れたのに~と思います。ぎりぎりでは募集している仕事もほとんどない……

Webライターは社員ではなく業務提携で働く限り、いつでも契約終了の不安がつきものなのです。

悩み5:周囲からうさん臭いと思われる

「職業はWebライターです」と堂々と言えない

「Webライターをやっています」と言っても理解してもらえないことが多いのです。

どうやらwebライターは怪しげな職業に見えるようですね。成果物が他人からは見えにくいからでしょう。

特に私の場合「手堅く働ける看護師の資格があるのになんでフル活用しないんだ」という目で見られます。それは派遣の職場だけでなく、家族からも。家族からは、ライターが何をする職業なのか理解してもらうのに時間が必要でした。

私のように「手堅い本業があるのに何やらネットで怪しげな副業をしている」と誤解されているWebライターは、意外といます。

また、派遣看護師としてクリニックに行っていた時、「派遣看護師だけじゃ収入少なくない?常勤看護師にならないの?といわれたことがあります。

Webライターやっているんで、派遣の仕事フルで入れないんです。

と答えると「え?」という顔をされました。それ以上何も聞かれなかった為、ライターって何だろうと思って話題を避けたのかと思われます。

大人になりたい職業1位にランキングされているのに、webライターって職業は理解されないなと感じます。

Webライターの悩み対策

収入をアップするにはスキルアップ

Webライターの悩みである継続案件を維持できない・文字単価が安い・提案しても採用されないはスキルラップで解決に近づきます。

コロナ禍以降、ライターになりたいライバルは増えましたし、もともとwebライターをしていた人もライバルに負けないように自分を磨いています。スキルアップしなければ、初心者ライターはどんどん埋もれていく恐れがありますね。

スキルアップにはライターの為の読書をするのでももちろんいいのです。が、一番文章力アップに効果的なのはたくさん書くこと、誰かに文章を読んでもらうこと。書いた記事を読んでもらって意見してもらうのもいいですし、スクールに入るのもいいでしょう。スクールを運営している人や講師は文章のプロですから、見てもらえば自分の文章もグレードアップできます。

プロからライティングのコツを学びたい方はこちらをご覧ください



webライター向け講座はこちらの記事で紹介しています

webライター講座は講師が要|ストアカ講座は中級者にオススメ

Webライターの孤独解消には仲間を作る

Webライターは孤独です。自宅にて一人で作業しているのですから。ライターの孤独は、仲間を作って解消しましょう。人の問題は、人でしか解消できないから。

ライターは毎日が孤独な仕事ですよね。リサーチに数日かかることはあるのですが、ただひたすらパソコンや書籍と向き合い、無言で作業をこなす。たとえば表現に迷ったとき、自信がないと思った時すぐそばに相談できる人もいない。

看護師としてチーム医療で働いていた時、患者さんのアセスメント、今のであっていますかね、なんて相談できていたころが懐かしく感じます……

Webライター仲間を探す手段はTwitterなどのSNSでもいいですし、ライティングスクールに入ることでもいいでしょう。仲間が成果報告をしているのを聴くといい刺激になり、やる気が出ます。みんな頑張っているんだなあと思うと、孤独を感じません。

同期としてライティングを学ぶ仲間は年齢も職業もバラバラ。それでも、同じ目標に向かって行けば、仲間意識は自然と生まれてくるのです。

私はストアカでライティング講座を受講しました。同期の仲間とは、今でもつながっています。おたがいに電子書籍を出したら購入したり、応援tweetをしたり。

SNS上でもライター仲間がいることは、孤独とサヨナラする一番の手段なのです。

胡散臭いと思われないためには社会的照明を示す

webライターの仕事について、家族などから「何しているんだか胡散臭い」と思われるのであれば、社会的照明や成果物など分かりやすい実績を見せましょう。

Webライター仲間でとくに主婦層からよく聴くのが「夫からの理解が得られない」という話。なぜならライターは

ライター自身も、自分の文章を家族に見られるのが恥ずかしく、見せていない人もいます。私は、不審に思われているのであれば、不審な点を払拭すればよいのでは?と考えます。

つまり、

  • ネット上にある自分が納品した書いた文章を見せ
  • 契約しているクライアントについて説明し
  • 報酬で家族にランチでもおごる

などすればいいのです。特に報酬で家計に貢献することは効果絶大。ライティングの報酬で外食でもできるなら、まあ、ライターって仕事もいいもんか……と思うものです。是非試してください。

契約の説明についてですが、先方と秘密保持契約を結んでいて、クライアント側が外注を公にしたくない場合は家族にも説明できません。公開可能な文章のみ、家族に見せましょう。




まとめ

Webライターの悩みについてお伝えしました。どのような仕事であっても、悩みはあるものです。しかし、報酬や孤独・周囲に理解されないなどいずれの悩みも、自分で行動を起こすことで解決に向かうケースもあります。どんな悩みも無駄にはなりません。もしかしたら、悩み自体がネタになっていくかもしれません。悩みを抱えたら、何かしらの行動を起こしてみましょう。

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この記事を書いた人

看護師・Webライター。2016年よりwebライターとしての活動を開始。医療・健康記事を中心に年間平均100記事以上をライティング。企業との直接契約もあり。

校正校閲は電子書籍30冊・ブログ記事100記事以上。

大学病院附属看護学校を卒業後、小児外科病棟、整形外科病棟など看護師として20年以上勤務。その後派遣看護師に。看護の仕事は健診採血中心。

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