- 効率よくライティングできるツールないかなあ
- Webライターに必要なツールってあるのかな
- 時間をかけずにリサーチしたい!
Webライターは中級者以上であっても、ツール迷子になりがちですよね。
Webライターは中級者以上であっても、ツール迷子になりがちですよね。
今回は、Webライター歴7年の私が、
記事作成の時に実際に使って良かったツール・サイトを目的別に紹介します
X(旧Twitter):ns@yuzu
キーワード選定にオススメのツール
Webライティングでもブログ記事作成でも、SEOを考慮するならキーワード選定から始めますよね。そこで、選定に必要なツールを紹介します。
キーワードプランナー
Googleキーワードプランナーは、Googleが提供する無料のツール。キーワードの検索ボリュームや競合性などを調べられます。
検索ボリュームとは、該当のキーワードが月間でどれくらい検索されているかを示す数値。
競合度とは、キーワードで広告を出そうとしている人の多さを示す値。
- 検索ボリュームは、該当のキーワードが月間どれくらい検索されているのか、検索数。
- 競合性は、キーワードで広告を出している広告主の数。競合性が高いほどライバルが多く、難しいキーワードだということ。
Googleキーワードプランナーは主に広告主向けのツールですが、webライターも記事の需要や難易度を判断するのに使えます。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、日本国内向けの無料のツールで、Googleサジェストや共起語などを一括で取得できるツール。
出典:ラッコキーワード
- Googleサジェストとは、Google検索で入力した時に表示される候補のこと
- 共起語とは、あるキーワードと一緒によく使われる単語のこと
キーワードは、読者のニーズの表れです。サジェストキーワードでは顕在ニーズが確認でき、共起語では潜在ニーズを知れる。ニーズの把握は記事作成においては必須ですよね。
ラッコキーワードは、関連性の高いキーワードや見出しの参考になる情報を提供してくれます。
無料プランで検索できるキーワードは制限があります。無料ですと出力キーワード数は10個/日ですが、有料プランを契約すれば一日の獲得キーワード調査が50個から!
効率よくKWを取得したいなら
ruri-co
出典:ruri-co
ruri-coは、Webコンテンツ企画支援ツールです。検索窓に調査したいキーワードを入れると以下のものが一括で取得できます。
- 月間検索件数
- 検索結果の類似率
- 関連KW
キーワードは記事タイトルや見出しに必要ですよね。キーワードを把握することで、ユーザーと検索エンジン双方から好かれる記事作成を目指せます
実際の検索に比べて、ruri-coでは取得できるキーワードに限りがあるとはいわれますが、現在登録中のキーワードは425,684,835個とのこと。
よほどニッチなものではない限り、調べたいKWはヒットするでしょう。
検索ボリューム・順位・類似率を一気に取得できるので、私の記事作成では必須のツールです。
文字数カウントに役立つおすすめのツール
ライティングに文字数カウントは必須です。ライバル記事をリサーチした時、上位10記事が皆5,000字以上なのに自分だけ2,000字でかいても上がるわけないから。私は上位記事リサーチの時に無料の文字数カウントを使用しています。
けんちゃんの自作文字ツール
けんちゃんの自作Webツールは、指定の場所に記事を貼りつけると一瞬で文字数カウントをしてくれるツールで、一度に12,000文字までカウントできます。
私の知る限り、無料でカウントしてくれる文字数としては最大かも
個人で運営しているサイトのようですが、シンプルな作りでサッと文字数が確認できるのでいつも使っています。
トップ画像のゆるいイラストに味があって、好きなんです。
LUFT TOOLS
LUFT TOOLSは、Webサイト制作会社が提供する文字数カウントサービス
指定のスペースに文字を訓としたい記事を貼りつけると、瞬時にカウントしてくれるのですが、空白込み・空白なしの両方の文字数を教えてくれます。
サイト全体がスタイリッシュなデザインで、さすがweb製作会社だなって思います。
おしゃれな雰囲気を楽しみながら文字数を確認したいライターさんにおすすめのサイトです。
ライバル記事リサーチにおすすめのツール
ラッコ見出し
ラッコ見出しは任意のURLの見出しを抽出するツール。ラッコキーワードの姉妹サイトです。
見出しの把握でおおよその記事の流れは把握できるため、見出しだけの研究も必要です。
ただし、「ラッコキーワード」で調べたいキーワードに対する上位記事の見出しは抽出できるため、ラッコ見出しで気になった特定サイトの見出しを調べる時にのみ使っています。
ライバルサイトリサーチや、勉強のため見本サイトの見出しなどの研究で使えますね。
素材リサーチにオススメのツール
コンテンツの質はリサーチで決まります。リサーチが不足すると中身の薄い記事になってしまいますね。私が記事作成時にリサーチで使用しているものを紹介しますね。
Googleスカラー
Googleスカラーは、学術的な文献や論文を検索できるツール。
信頼性の高い情報を集めるのに向いています。
著者や出版年、引用数などを確認したり、関連する文献や引用された文献などを検索したりできるのです。
自分の興味のある分野やキーワードに関する最新の研究やトレンドなども把握が可能。
私は医療記事を中心に執筆しているライターですので、論文のリサーチは必須です。
Yahoo知恵袋
コンテンツ作成は読者の悩みを知ることから。悩みリサーチに便利なサイトがヤフー知恵袋。
ヤフー知恵袋は、Yahoo!JAPANが運営する、電子掲示板上で悩みについて参加者同士が知識や知恵を教えあうナレッジコミュニティ・知識検索サービスです。
Yahoo!知恵袋では、日常のあらゆる疑問をほかの利用者に向けて質問したり、それらの質問に回答することで、疑問を解決していく「知恵」を共有できるんですよね。
世の中のリアルな悩みをリサーチできるのがメリット。ただし、回答者は一般ユーザーですので、回答内容の信頼度は謎な部分はあります。
私は悩みに対する「回答」よりも、ユーザーの悩みにはどの様なものがあるのかをリサーチするときにつかっています。
X(旧Twitter )
読者の悩みリサーチ、話題のトレンドのリサーチに利用できます。
Webサイトの情報とXの情報を比較するとxの方が最新であり、トレンドに近いものがある。
自分のXアカウントでアンケートを取って、結果をリサーチとして使う方法もあります
属性がわかっているフォロワーさんであれば、より求めている回答が得られますよ。私はWebライターの活動のことや,、自分が出版する時に書籍のテーマについてアンケートしたことがあります。
構成作成にオススメのツール
構成作成には思考の整理とコンテンツを書き進めていくツールが必要です。わたしが構成作成時に使っているツールを紹介しますね。
エドラマインド
思考整理・構成作成で使用するのがマインドマップツール。
エドラマインドは、Wondershare社が提供するマインドマップツールです。
マインドマップとは、思考やアイデアを図式化して整理する方法の一つ。アイディアを枝葉がわかれるように書いていくツールなんです。脳細胞の派生に似ているともいわれています。
当ブログのサイト設計もエドラマインドで作りました。
マインドマップにはほかにMindMisterやXマインドがあります。
マインドマップサービスを複数社を比較し、私が実際に使いやすいと思ったのがエドラマインドでした。
無料で使える範囲が広いところ、テンプレートが一覧で見やすかったりマークが入れやすかったりするところがお気に入り。
Googledocument
Googledocument(グーグルドキュメント)「は、オンラインで文書作成・編集ができるツールです。
コンテンツ(文章)を実際に書きすすめていくときの下書きに使います。
Webライター仲間に「記事の下書きはどこに書いている?」と聞くと、圧倒的にドキュメントで書くと答える人が多いんです。
Wordに下書きするライターもいるけど、少数派。
作成した文書はGoogleドライブというクラウドストレージに保管されます。
私も記事の下書きをドキュメントで作成しますが、作業する時のメリットは以下の通り。
- 音声入力がスムーズ
- 検索機能で下書きを探しやすい
- 書き上げた後の校正機能で誤字脱字をチェックできる
共有設定をすればファイルを第三者と共有できますので、クライアントさんへの納品時や校正校閲の依頼を受ける時に便利です。
画像選定・編集にオススメのツール
記事作成に画像は必須。文字ばかりが続くと読者は読む気をなくしますし、イラストや画像が挿入されていると記事の理解も進みやすいのです。おすすめの画像選定・編集ツールを紹介します。
写真AC
出典:写真AC
写真ACは、無料で写真素材をダウンロードできるサイト。2011年から運営され、素材点数は5,343,847点。
人物、ビジネス、動物、花、食べ物などの様々なカテゴリーの写真が用意されていて、商用利用や加工も可能。人物は日本人モデルが中心なところがいいですね。
写真素材は、メールアドレスとパスワードを登録するだけで無料でダウンロードできます。ただし、無料版ではダウンロードに時間がかかり、一日のダウンロード枚数には制限があるのが残念なところ。
私はダウンロードの待ち時間がもったいないのと、好き放題ダウンロードしたいので写真ACの有料会員です。枚数制限がないっていいですよ~
記事イメージに合う写真が見つかる!
記事イメージに合う写真が見つかる!
FORTOR
FORTORは、誰でも無料で画像編集や作成ができるツールです。写真の補正や加工はもちろん、コラージュやHDRなどの特殊効果も楽しめます。また、SNSやブログに合わせたサイズや形式のテンプレートも豊富に用意されており、手軽にオリジナルの画像を作成・共有できます。
Canva
Canvaは、オンライン上で使えるグラフィックデザインツール。
61万のテンプレートと、1臆の素材が用意されています。
基本サービスは無料で使えますが、有料契約をすると使える素材が増える!
動画やSNS投稿、ブログに使えるテンプレートが多彩。世に出ているブログやWebサイトでは、Canvaのテンプレートで見たことがある! と思う画像が多数でまわっています。
文章校正・チェックにオススメのツール
文章を書き上げた後は校正が必須。文章を書いてチェックすると必ず間違いがありますからね。毎回人に読んでもらうわけには行かないので、校正に必要なツールをお伝えしますね。
Enno
Ennoは、日本語文章の誤字脱字・タイプミス・編集ミスなどを自動でチェックしてくれる、無料の校正ツール。
登録エラー数は8,721であり、AIを使用せずにエラーパターンを蓄積してチェックするため、動作が安定しているのがメリットです。
貼付できる文字数に制限はないとのことですが、長文ではチェックに時間がかかるため、8000字以内が推奨されています。
文法や口語などの指摘は得意ではないようで、人の目で確かめるか、他の校正ツールとの組み合わせが推奨されています。
私のライター仲間に聞いたところ、校正ツールはennoを使ってるよ!と答えた人が多数でした。
私も使ったことがありますが、後述する文賢に比べてチェック項目が少ないな、と感じます。あくまでも校正の補助利用がオススメです。
PRUV
PRUVは、オンラインの校正ツールで、文章を貼りつけると文法や固有名詞・送り仮名・誤入力・表記ゆれ・出版業界で使われているルールなどをチェックしてくれます。
無料版と有料版があり、無料版では400文字まで。無料でメールアドレスを登録すると1500文字まで、月500円の有料登録すると5万字まで校正可能など機能が増えていきます。
文賢
出典:文賢
文賢は、文章の誤字脱字・表記ゆれ・口語・指示語・差別不快表現などをチェックしてくれる校正支援ツール。
校正・推敲・文章表現など複数の切り口にくわえ、文章表現の提案もしてくれるのが特徴。100を超える視点で文章をチェックしてアドバイスをくれるので、チェック項目が多い印象です。
複数の校正ツールを使用しましたが、文賢が一番優秀だなと感じています。
私にとってはライティングだけでなく、校正校閲の仕事でも欠かせないツール!
2年以上契約し続けている文賢のレビューは、以下の記事に記載しています。
コピペチェックに使えるツール
記事を書いた後にコピペチェックするのは必須の手順です。
CopyContentDetectorは、無料で利用できるコピペチャックツール。チェックしたい文章を所定の箇所に貼り付けると、作成した記事がWeb上にある記事にどれくらい似ているのか、類似率を調べてくれます。
基本的なサービスは無料で使えるのですが、1回に貼付できる文字数は4000字まで、コピペチェックの結果にも待ち時間があります。
有料版にすると、貼りつける文字数が増え、待ち時間が減るのですが…
無料でも十分に使えます。
私は無料でも十分に使えると思います。
「自分が書いた文章が他の人のまねになってなないか」だけでなく「自分の文章が誰かにcopyされていないか」を確認するのにも使えますよ。
ツールは自分に合ったものを探そう
Webライティングを効率よくすすめるにはツール使用はかかせません。が、ツールを取り入れ過ぎるとツール迷子になるため、最低限のツールでOK。自分にあったツールを選びましょう。
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