これからWebライターを始めたいあなたは、
- Webライターになりたいけど、始める前にいろいろ揃えなくちゃいけないのかな
- 報酬も見込めないのに、必要なものを全部そろえるのはイタい出費だなあ…
と思っていませんか?
Webライターになるために、はじめから高額な電化製品をそろえる必要はありません。家にあるパソコンでも始められます。
今回は、Webライターを始める時に最低限必要なもの、あると作業の効率化ができるものについてお伝えします。
Webライターの案件受注段階別に解説していますので、初めから全部揃えなくてOK!
現役Webライターが、使って良かった便利グッズも経験談を交えて紹介します。
本記事を読めば、webライターの仕事をするのに必要なものがわかります。
今あなたが何から揃えればいいのか理解できますよ。
Webライター向け机やモニターアームはこちら
【Webライター初心者】が仕事開始前に準備すべきもの
Webライターの仕事を始める時に最低限必要なものは以下の通りです。
- パソコン
- パソコンスタンド
- ネット環境
- ライティング勉強用の本
- プリンター
必要なもの1.ノートパソコン
Webライターのパソコンに必要なスペック
ノートかデスクトップか | ノートパソコン推奨(持ち歩けるため) |
CPU | corei5以上 |
メモリ | 8GB以上 |
サイズ | 13~15インチ推奨 |
その他 | Microsoft Officeソフトがインストールされているもの |
パソコンないからスマホやタブレットじゃダメかな?
パソコンはあった方がいいですね……
- スマホやタブレットでライティングをするのは作業効率が悪い
- クライアントによっては「自分専用のパソコンを持っている人」が採用条件のところがある
専用パソコンの所有が条件なのは、情報漏洩のリスクを考えてのことと思われますね。
もし新しくパソコンを購入する場合、Webライティングの仕事を受注するためでしたら高スペックで高額なパソコンでなくても大丈夫。
すぐにパソコンが買えない場合、以下のものでもOK。
- 家にもともとあるパソコンを使用
- 中古パソコンを購入する
将来的にWebライターの仕事が増えた時に、パソコンを買い換えてもいいのです。
Webライター必需品の初期投資を抑えるため、パソコンを【中古パソコン店】で購入する方法もありです。Webライティングの仕事ができるパソコンは、2万円台からありますよ。
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Amazon・楽天などでも中古はあるよ!
パソコンはWindows・MacどちらでもOK
パソコンについては、後輩Webライターさんからよく質問を受けます。
Webライター向けのパソコンって、WindowsとMacどっちがいいの?
私のWebライター仲間にきくと、WindowsとMacを使っている方は両方いますが、若干Windowsが多い印象。しかし、どちらのパソコンでも皆さん問題なくライティングの仕事をしています。
Mac派のWebライターさんは
- とにかくApple社の商品が好きだから
- iPhoneにメモしたものが同期できて便利だから
話していました。
Webライターがどこの会社のパソコンを使うかは、好みで決めてOK
Webライター向けパソコンの選び方はコチラの記事で紹介しています
必要なもの2.ネット環境
クライアントによっては採用前の準備として「家のネット速度を測定し、数値を送ってください」という会社もあります。
作業中のネット速度が遅いのはライターにとっても時間ロスです。
表示スピードに時間がかかればリサーチに時間がかかりますし、ライティングもスムーズにいかない危険性があります。
なお、カフェなどお店のWiFiは暗号化されていないため、情報漏洩のリスクがあります。
クライアントさんから預かった大事な情報が外に漏れますと、おおきな損害を与えるリスクがあることを覚えておきましょう。
自宅以外のネット環境にも気を配る必要があります。
私の知っているクライアントさんは
「カフェで仕事してま~す、と店内の様子と自分のパソコンをSNSにアップするWebライターさんは採用しない」と言っていました。情報漏洩リスクへの意識が薄いと判断するためです。
意外とWebライターのSNSアカウントって見られているんですね……
必要なもの3.ノートパソコンスタンド
ノートパソコンスタンドを使うのは、ライティング時の首や肩への負担を減らすこと。ノートパソコンを机に置いただけですと、目線は低くライティングの時に背中が丸くなり肩こりの原因になりやすいのです。
私ももともと肩こりでしたが、Webライターになって悪化しました……
ノートパソコンスタンドを使って姿勢を正し、首の負担を軽減してます。
また、キーボードの角度の調節ができるスタンドでは、自分のタイピングしやすい角度にキーボードを調整できるため、手首の疲れの軽減も期待できますよ。
私が使っているノートパソコンスタンドは、
机との設置面が大きくて安定感があり、手が少し当たってもぐらぐらしません。長く使うなら安定感は大事ですね。
私は看護師の副業としてWebライターを始めたころはスタンドの使用はしていなかったのですが、初めから使っておけば肩こりが減らせたかもと思います。
折りたたみのパソコンスタンドは、コワーキングスペースなどにもっていくのに便利。
必要なもの4.プリンター
Webライターがプリンターを使うのは、以下の様に校正や記事チェックの時。
- ライティングした文字をプリントアウトして確認するとき
- クライアントとの契約書など書類をプリントアウトするとき
納品する記事のすべてを印刷してチェックするわけではありませんが、特にミスが許されない原稿は印刷して確認します。電子書籍原稿などですね。出版したら簡単に直せませんから。
わたしも、自分が出版するときは電子書籍の原稿などはプリントアウトし、ミスがないかチェックをしました。
家にプリンターがあるのなら、あるものを使えばOK。
必要なもの.5Webライティングを勉強するための書籍
- 出版社で働いていた
- 編集経験がある
以外の方がWebライターを始めた場合は、ライティングの知識がなくて当然です。
私もライターを始めた当初、ライティングの知識がうすくて、クライアントさんからの指摘で初めて知った知識もありました
ライティングスクールにいきなり入るのもよいと思いますが、人から習うにしても基礎知識は身に付けておく必要があります。
何から読んでいいいかわからないっ……て方は
「文章術のベストセラー100冊のポイントを1冊にまとめてみた」を読んでおくことをお勧めします!
Webライターの勉強にお勧めの本は以下の記事で紹介しています。
【Webライター初心者向け】ライティング勉強本10選|独学にもおすすめ
Webライティング案件を受注し始めた時に必要なもの
Webライターを始めて、タスク案件や単発の案件を受注し始めた頃にあると便利なものを紹介します。作業量が増えた時に効率化を図れるグッズです。
- ディアルモニター・アーム
- トラックボールマウス
- マウスパッット
デュアルモニター
パソコンに接続し、2画面を同時に表示できるのがデュアルモニターです。パソコンを使用しているとき、通常は1画面しか開けできませんが、モニターがあることで観たい2画面を開けます。
Webライターがつかう場面では以下の場面があります
- モニターにリサーチした内容を映してPC画面でライティング
- モニターに記事構成のマインドマップを映してPC画面でライティング
- モニターでライティングのマニュアル動画を観ながら資料を作成
- モニターで講義を聴きながらPC画面で実際に作業(ワーク)をする
いちいち資料を開いてライティングの画面に戻る……という工程がないため、作業時間が短縮されます。ライター仲間もほとんどがもっと早く購入しておけばよかったと言っている人が多いのです。机にモニターを置く面積がない場合はアームでモニターをとりつけましょう。
作業の効率化が図れたら、空いた時間で応募案件を探したり、応募文を考えたりできますね。
効率化のためにモニターを装備しておきましょう!
トラックボールマウス
手の負担を軽減できるのがトラックボールマウス。
Webライターは、リサーチでもライティングでも作業時間が増えるほど指や腕の疲れがひどくなります。トラックボールマウスは、本体に搭載されたボールでマウスポインタを動かすため、指や前腕への負担が軽減できますよ。
ライティングコミュニティの雑談で「親指が痛いんだよね」といったWebライターに仲間が紹介していたことで知りました。
トラックマウスボールを使って指の疲れが軽くなったと仲間内で評判です。これから案件を増やす予定のWebライターは、負担の少ないマウスを持っておくことをお勧めします。
マウスパッド
手首サポートのあるマウスパットを用意しておきましょう。
少しずつ受注する仕事が増え、作業時間が増えると手首が疲れていきます。
私も気が付くと手首をさすっていることがありました。疲れていたのですね。
手首部分に高さのあるマウスパットは、手首の圧迫や屈曲を防ぐため、手首の疲労を予防します。高さがあるだけでこんなに楽なんだな、と実感しますよ。
Webライターにとって手は商売道具。手をいたわることは、長期的に見ると作業の効率化につながります
【継続案件を受注したwebライター】にオススメのもの
- パソコン用デスク
- パソコン用の椅子
- マイク付きヘッドフォン
- リングライト
- PCフィルター
- ICレコーダー
パソコン用デスク
パソコンデスクと椅子は継続案件を持ったら用意してもいいでしょう。
仕事を継続しているのだから、仕事用の机だって持っていいはずです! 集中するにはデスクが必要ですよ。
私は電動昇降デスクを使用していますが天板を低くすることはほとんどなく、スタンディスクとして立ってライティング作業をしています。
10年整形外来にいたナースとしては、座りっぱなしで筋力が低下するのが怖いんですよね。
デスクの紹介は以下の記事で紹介しています。
Webライターが作業しやすいおすすめのデスクはコチラ!
看護師ライターが勧めるのは背もたれのない椅子
私がつかっているのは、背もたれがなく、腰を自由に動かせる椅子。
使った感想としては、座っているときでも腰まわりを動けせるので、足の付け根の血流やリンパの流れを妨げない感じがします。腰への負担が少なく、お尻も痛くなりません。
Webライターの仲間には同じ姿勢で座り続け「お尻が痛くなった」「痔になりそう……」と話す人もいます。
恐らく、臀部の同じ個所が圧迫されてつらいよ、と言いたいのだと思います。一か所が圧迫されにくい椅子を選びたいものですね。
マイク付きヘッドフォン
Webライターでもきちんとしたヘッドフォンは必要です。ライターがマイク付きヘッドフォンを使用するのは以下のような場面。
- クライアントとのWeb会議
- 受講講座の視聴
- Webライターの採用面接
- 業務マニュアルの説明
定期的に打ち合わせをする企業は
ミーティングの時、マイク付きヘッドフォンを使用しているWebライターは「信用できるな」と思うそうです。マイクなしでの通話は、家族内でも個人情報流出の危険性があるから。
自宅でZoomで会議をしていても、音漏れが気になりますよね。家族に丸聞こえではちょっとね……
マイク付きヘッドフォンは、クライアントとのコミュニケーションツールとしても重要なのです。
ヘッドフォンはしっかり耳を覆うタイプがオススメ
リングライト
クライアントとの会議・面接・ライター仲間とのオンライン交流会で使用します。
ライトなんてライターに関係ないよね?
と思うかもしれませんが、クライアントワークをするならZoom面談は避けて通れません。
ライトがあるのとないのとでは大違い。
顔が明るく見えると、クライアントさんが受ける印象もきっと違います。
モニターに映る自分の顔を見ると、ライトのある方が明るくなって全然違うと感じます。
Webライターにオススメのリングライトは大きめサイズ
PCフィルター
パソコン画面ののぞき見防止フィルターは情報保護のために必要です。
というより、【外部に漏らさないこと】という契約を交わしているでしょう。
コワーキングスペースなどで作業をする場合、モニター画面を見られて情報を抜き取られるショルダーハッキングにあうリスクがあるんです。情報漏洩の中で最も多いのが実際に画面を直接見られて情報を抜き取られること。
クライアントさんから預かった情報を安全に管理するために、外で作業するときには「自分しか画面が見えない」ようなのぞき見防止フィルターをつけましょう
ブルーライトもカットしてくれて目にも優しいしね
ICレコーダー
取材ライターになるならば、持っておいた方がいいのはレコーダー。
スマホにも音声録音アプリはありますが、取材先で通信状態が悪くてスマホが使えなかったらアウト。
相手のいる主催の時間は二度と戻らないのですから、レコーダーはあった方がいい。
取材ライターにならないと決めている方は使わないかもしれませんが、いつ必要になるかわかりません。
私も今のところ取材はしていないのですが、レコーダーは持っています。急に必要になるかもしれませんからね。
取材先への荷物を少なくするため、スリムタイプのレコーダがオススメ
ライティングの時にオススメなソフトは
Webライティングの時にあると便利なソフトは以下の通りです。無料で使えますよ。
- 文章作成ソフト
- KW選定ツール
- 文章校正支援ツール
- 画像加工ソフト・画像圧縮ソフト
文章作成ソフト
文章を作成するソフトはGoogledocument(グーグルドキュメント)かWord(ワード)をすぐ使えるようにしておきましょう。
ほとんどのクライアントの納品形式は、Googledocument(グーグルドキュメント)かWord(ワード)だからです。ごくたまに「エクセルに直接書き込んでください」という方がいるくらい。
ドキュメントであればクライアントにファイルを提出するときの形式、コメントの入れ方など使い方は確認しておきましょう。
KW選定ツール
記事作成に使用します。Web記事は読者の悩みを解決するためのもの。悩みを探すのにKWを知らないと先にすすめません。記事作成は、KWを知ることがすべてのスタートといってもいいくらいです。
わたしが使用しているのはキーワードプランナー・ラッコキーワード・rishirikonbu。いずれも無料で使えます。
コピペチェックツール
記事の納品前にコピペチェックツールは必須。ネット上に同じ記事が存在していたら価値の低いコンテンツと判断されます。記事作成後は最後に必ずコピペチェックをしましょう。
わたしは無料でチェックできる『CopyContentDetector』を使用しています。
私のライター仲間では、ほとんどの人が使っているコピペチェックツールです。
文章校正ツール
Web記事作成後、推敲は欠かせません。誤字脱字は文章の信頼性を一気に下げます。
記事を書いたら毎回誰かに読んでもらうのが一番いい。しかし、毎回人になんて頼めませんよね。そこで、文章校正ツールを使用します。
わたしはWebライターになってすぐのころ、無料のツールを使用していました。が、現在は有料校正ツール『文賢』を契約。
無料のツールと文賢では指摘するか箇所が異なります。
有料校正ツールは校正が丁寧ですよ。誤字脱字だけでなく、推敲、文章表現の指摘も可能です。文賢に校正してもらうだけでも勉強になりますね。
\ 校正支援ツールでもっとよい文章に! /
ライティング以外であると便利なツール
- Chatwork
- Slack
- Zoom
Chatwork、Slackはクライアントと連絡をとる時に必用なツール。プロジェクトごとにグループでタスク管理や情報共有を行い、質問や納品連絡などもします。
私はどちらも使用していますが、最近契約するクライアントはSlackの方が多い印象です。
Zoomはオンラインで会議やミーティングができるツール。クライアントとのミーティングのほか、ライティングコミュニティの講義視聴にも使えます。
ライティング作成を効率化するのに便利なツールはコチラの記事でも紹介しています
まとめ
Webライターを始めるにあたり、必用なものについてお伝えしました。Webライターにはパソコンやディスプレイなど必須アイテムはもちろん、あると仕事の効率化が図れるグッズ、パソコンに家れておくべきソフトがあります。
副業としてライタをするのが始めてで、初めから高額な新品グッズをそろえるのが難しい……という方は家にあるもの、中古のグッズを購入しても大丈夫です。持っているもの、準備できるもので仕事を始めて、徐々に仕事の報酬が増えたら必用なものを買い足していきましょう。
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