初心者webライターのあなたは
- webライティングの実力を上げるためには「勉強が必要だ」って聞くけど、何をしていいかわからない
- 初心者だけど勉強にコストかけたくないし、独学ではだめなの?
- webライティングの勉強に時間はさけないなあ
と思っていませんか?
webライティングの勉強は独学で効果がある人と無い人がいて、個人差があります。webライターのスキルアップのためには、ある程度の時間とコストはかけた方がいいんです。
webライター歴6年の私も独学・スクールなどで勉強しました。ライターにお勧めの勉強法、独学で効果がある人はどんなタイプかなどを経験談を踏まえてわかりやすくお伝えします。
この記事を読めば、初心者のあなたもwebライティングの勉強にすぐに取り掛かれるでしょう。
看護師ライター歴6年・直接契約クライアント3~4社
有料ライティングスクール卒業・ライティングコミュニティ所属
他webライターの記事校正経験あり(ブログ20記事以上・電子書籍10冊以上。現在は看護記事を毎月継続して校正中)
当ブログはアフィリエイトプログラムを利用しています。
初心者webライターの勉強は独学で完結するのか
独学のみでwebライティングを学び、スキルを身に付けて成功できるかどうかはwebライターの資質によります。
独学のみでスキルアップするwebライターのタイプ
webライターに文章の才能は不要です。が、文章のルールを覚え、クライアントから求められたことを形にしていく「カンの良さ」が必要。それには個人差があるのです。
大学受験でいえば、塾に行かずに独学で国立大学に合格する人もいれば、予備校に高校の3年間通って私立大学に進む人もいる。っていうのと同じ感じかもしれません。
どっちがいい悪いなんてない。個々のタイプによりますよね。
筆者のライター仲間やTwitterのフォロワーさんの中に成功しているライターは大勢いるのですがタイプも様々です。
独学でwebライターのみで生活ができるようになった人
編集経験などなくてもディレクター職に就いた人
独学だけでコンテンツホルダーになった人
などです。
成功しているライター本人は「独学でも、じゅうぶんwebライターで食べていけるようになるよ!」というのですが、
それは特別に才能があったんだよ!
と思います。独学でライティングスキルを身に付けて成功した人が
「みんなもできるよ!」といっても、鵜呑みにしてはいけないと思うのです。
ほとんどのwebライターが独学で到達する領域
筆者は独学で行けるwebライターの領域は1円ライターまでである、と考えます。
(特別にカンがよい人を除く)
筆者自身も独学には限界を感じましたし、他ライターの文章添削(校正)をしていても感じるからです。
webライティングは覚えるべきルールが100以上あり、ルールを独学で覚えれば文章力は上達可能なんです。独学でもライターとしてはある領域までは成長していけるでしょう。
しかし
文章のルールを学んで書くだけ、は「ただいわれたことを書くだけ」のスキル。
売り上げに直結したり、サイトを上位表示するには文章力以上のスキルが必要なのです。
例として行動心理学・コピーライティング・購買心理学・SEO・企画力などですね。
webライターとしてもう一歩成長するためには、
ライティング依頼をしてくださるクライアント様のビジネスのゴールがどこなのか。自分のライティングに求められているのは何かを察知する力も必要。サイト自体をよくするために自らアイディアを提案する力だって必要なのです。
独学でwebライターの自分がビジネスのどの位置にいるのかまで考えられるライターは、そうとうカンがいい人なのでしょう。
私には独学では限界がありました…
webライティングの勉強はどのくらい必要か
よく「webライティングの勉強期間や勉強時間はどのくらいの量が必要ですか?」ときかれるのですが、結論は人によります。
カンがいい人やもともと文章力がある人は、ライティングの仕事を始める前に勉強などしなくてもいい文章を書けて次々と仕事を獲得します。また、勉強をしてもなかなかライティング力が伸びない人もいるようですね。
私が見てきたwebライター仲間の中でほぼ勉強しなくても実力があった方は以下の通り。
元国語教師で子どもに文章の書き方を教えたてきた
もと外国人向け日本語教師
ブログ運営を3年以上続け、収益がある
普段から日記や手紙を書く習慣がある
もともと文章を書く習慣がった人、文章を教えることを仕事にしていた人は独学で必死に勉強しなくても文章力やスキルの高さがあり、ライティングの仕事を獲得しやすいようです。国語の先生なんて、プロですもんね…
逆を言えば普段文章を書いていない、文章に触れる経験が少ない人が独学で勉強をして高いライティング力を獲得するのは厳しいでしょう。
学生の時に「文章をほめられていた」と話すwebライターさんでさえ、筆者が実際に校正をさせてもらうと修正が多いってことがあるんですよ……
独学でwebライティングの勉強をする方法
webライティングの方法に関する書籍を読んで勉強する
書籍は徹底的にリサーチされ、商品化されています。とくにwebライターや編集者が書いた本は経験に基づいたライティングノウハウが詰まっていますね。書籍を探すポイントは以下の通り。
Amazonランキングで売れている本
★4以上のレビュー数が30以上ある本
webライターがいいと言っている本
直感でいいなと思った本
何度も読んで内容を暗記するくらいの気持ちでインプットしましょう。
webライティングオススメの本
看護師webライター歴6年の筆者がとくに愛用の書籍は以下。本棚の一番手に取りやすい場所に置いています。
Webライターに必要な読書習慣についての記事はこちらをご覧ください↓
ライティング講座を受講する
動画で勉強するメリットは以下の通り。
- 忙しい毎日の中、通勤時間などに音源だけを聞いて勉強でき、隙間時間を活用できる
- 勉強するときに聴覚と視覚の両方が刺激されて覚えやすい
- 文字の羅列だけよりも人の話の方が入ってきやすい
筆者も丸暗記は苦手な方。動画教材は講義内容にストーリーがあったり、講師の人間性に惹かれたりして内容もすとんと入ってきます。
もともと人が好きだからっていうのもあるかもしれません。
筆者は【ストアカ】
のライティング講座を受講しました。
クオリティの高いweb記事を参考資料にする
ネット上に出ている「よくできたサイト」や「完成度の高いブログ記事」を参照にして、文章術を盗み見るのも一つの方法。
ベテランライターさんの記事は構成やタイトルは工夫されていますし、文章の型を使用して書いています。ほとんどの記事が見出しごとにprep法を使用して記載されていることが多いですね。
人の書いた文章を研究する。初心者ライターに一番必要な勉強法かと思います。以下、筆者のおすすめサイトを紹介します。
藤原 将 文章起業
野口 真代 note
https://note.com/mayomayo3/n/nddeabf5a3f14
資格を取る
webライティングの資格を取るための勉強をすれば、ライティング知識を身に付けられます。
筆者もwebライティング能力検定の資格を持っていますが、試験勉強期間中は常にwebライティングのことを考えている状態でした。
覚えられない慣用句はキッチンの扉に貼ったりしていましたね……
資格を取ら無くてもライティングはできるのです。が、資格取得のために勉強したことは、自分の中に積みあがって財産となるんです。勉強した内容は実際のライティングの仕事でも使うので、意外と忘れずに活かせているものですよ。
ライティング資格を取ったときの奮闘記は以下の記事をご覧ください。
webライティング能力検定合格体験記|勉強法・難易度感想は?
webライターのスキルが最も上がる勉強法とは?
ライティングの勉強で一番いいのは人に文章を読んでもらうことです。
だって自分ではいいと思ってライティングしている文章ですから、第三者に見てもらわなければダメな点など気づけない。いいと思っているのは自分だけってこともあるんですよね。
webライティング講座がオススメ
ライティング経験豊富なプロが書き方のルールなど必要な知識を教示し、受講者は課題などを提出、添削してもらいます。
自分の文章にフィードバックを貰うことこそが、上達への近道なんです。
講座のタイプは、
- オンラインでリアルタイムの講義形式のスクール
- 録画ずみの動画を共有するスクール
があります。
体系的に必要な知識を学べるのがいいところですね。
また、
いずれの講義形式でも課題は講義を聴いた後に自分で書いて提出。
提出文書にフィードバックを貰う形です。自分の文章にダメ出しされることは辛いと感じるかもしれません。でも、辛いことこそ勉強するときに向き合わなくてはいけない部分なのです。
もし誰にもだめな部分を指摘されずにいたら、webライターとしてずっと採用されないか、ブログにアップした文章が読者からの指摘で攻められるかどちらかです。
単発で校正サービスを受ける
「いきなり何万円も出してスクールに入る勇気がない……」という人は、
単発サービスで文章を読んでもらう校正サービスを受けるのも一つの方法です。ココナラなどで校正を受けましょう。
人に文章を読んでもらわないと、客観的に自分の文章のの弱点には気づけません。文章のルールを知らずに何年も同じ間違いを冒して書いてしまい「何でライター採用されないのだろう……?」と思っている人もいるのです。
ココナラにはもと編集者、国語教師の校正者がいますので、レビューが多い人気のユーザーに依頼して文章校正をしてもらいましょう。
筆者もココナラで電子書籍の校正を依頼したことがあります
知っているつもりなのに、同じ文末を3回繰り返したり、同じ助詞を使用したり。思いがけない癖を指摘してもらいました。正直、修正が多くてとても恥ずかしいのですが、恥ずかしさの文だけ、文章力が上がっていくのではないかと思うのです。
丁寧に見てくれる校正者がいます
[btn class=”rich_orange”]ココナラで校正サービスを依頼する
[/btn]
オンラインの文章校正サービスを契約する
オススメなのが、オンライン文章校正ツール「文賢」です。月額1980円のサブスクタイプのweb上の文章校正サービスであり、契約・ログイン後に画面に張り付けると文章を校正してくれます。
筆者も契約していますが、好きな時にいつでも校正ができるところがお気に入りです
- 誤字脱字のチェック
- 誤った敬語のチェック
- 差別用語・不快語のチェック
- 読みやすさ
- 文章表現
- 漢字使用率
貼り付けた自分の文章に校閲・推敲・文章表現などのアドバイスコメントが表れます。文章を誰かに読んでもらうことのAI版ですね。
校正サービスの利用で、覚えているつもりで勘違いしてしまう文章ルールも、繰り返し指摘してもらえ、自分が何を間違いやすいのか注意できるようになるんです。
文献を使用した感想はこちらのページに書いています。↓
校正ツール文献をwebライターがレビュー|導入まで・代金・使った感想
webライティングの仕事を受注する
文章力の一番早い上達方法は実際にライティングの仕事をしてしまうこと。納品した後にフィードバックを貰うのですが、文章の書き方、見出しの見せ方について意見を貰えるからです。
でも、ある程度の文章が書けないとそもそも採用してもらえない、と思うかもしれませんが、大丈夫です。案件には落ちても応募し続けましょう。
筆者もライターになりたての頃はライティング案件に応募をしても落ちていました
が、文章力の本を読みつつ、応募し続ければ、いつかは採用されます。
頂いた仕事をこなしていくうちに徐々に文章力はついてくるのです。
webライティングの仕事をすることこそが、ライティングのトレーニングになるのです。
超初心者?初心者?webライターのステージ別オススメ勉強方法
超初心者でwebライティングの仕事をしたことがない方の勉強法
いまwebライターとしては超初心者で、
有料講座やスクールに興味があるけど、ライティングの勉強をしてみても自分がものになるかどうかわからないし。初期投資にかけるのもなあ……
と思っている方は、ひとまずライティングの書籍を読みつつ、クラウドソーシングサイトで応募をしましょう。
採用されればラッキー!
自分が書いた文章にフィードバックを貰えるので、タダで勉強ができるようなものです。ひとまず1か月ぐらい続けてみましょう。知識が増えるごとに他案件への採用率が上がるかもしれません。
初心者ライターでライティングの仕事をしている方
ライターとしては初心者で
自分の文章がプロジェクト案件に採用され、単価はやすくても継続で採用されるようになった
という状態なら。
ライティングの書籍を読みつつ、通信講座や動画教材で学びましょう。人に文章の添削をしてもらうことで、さらにライティングが上達するはずです。
もちろん並行してライティング案件には応募し続けます。
中級者以上のライターだがもっと単価を上げたい
ステップアップして中級車者となり
継続案件で仕事を貰っている。直接契約もあるけど、なかなか文字単価が2~3円以上に上がらない
というあなたは、
有料のライティングスクールに加入してライティングの勉強をするのがオススメです。
ビジネスあるところに文章あり。文章が必要なのは、Web記事だけではありません。会社のプロフィール文、電子書籍、セールスコピーなど。
webライターのスキルと報酬は比例するため、より高いスキルを身に付けるのはやはりプロから教えを乞うことが有用なんです。プロから鍛えられたら、きっとスキルアップできます。
もちろん、ライターである以上、書籍で学び続けるのはずっと続けましょう。
webライターは、一生勉強から離れられないと思います……
webライティングの勉強はライターの資質・成長度合いによって異なる
webライティングの勉強方法は、独学のみで高いスキルをつけるのは至難の業。
筆者もまだ成長の途中ですし、多くのライターを見てきましたが「独学で成功している人はカンがいいほんの一握りのライター」です。
1円ライターから卒業したい、より高いスキルを身に付けて収入アップしたい方は、
プロに文章を読んでもらって意見を貰うような勉強法を選びましょう。読んでもらうのはスクールでも校正サービスでも仕事そのものでもよいと思います。
人に読んでもらう以外にも、並行して読書など自己研鑽の努力は続ける必要があります。ライティングは学べば学ぶほど、磨いていけるのです。
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